目標に到達できないワケ

第二言語を習得するために勉強をしている人は、大きな壁にぶつかることがあります。自分なりに目標を立てて頑張っているにも関わらず、成果が伸びないというものです。言語習得の際、単語を覚えたり構文を暗記することで会話できるようになりますが、学習を継続することができないのです。継続するためにはモチベーションを維持する必要があります。第二言語を習得する上でで、あなたが目標に到達できない理由を知っておくことは大切ですので、逆説的に理解しておきましょう。

 

やる気が上がらない

とても多くの人が継続できなくなる理由は、そもそもやる気が出ないからです。仕事などの活動を終えて勉強に向かおうと考えてはいるものの、実際に行動に移すことができないのです。気持ちをコントロールすることは簡単ではありませんが、やる気を上げるためには具体的な方法があるのです。後で具体的にやる気を上げる方法をお伝えします。

 

テキストを間違って選んでいる

やる気の維持はできるにも関わらず、テキストの選び方を間違っている人も継続ができません。例えていうのであれば、小学生が高校生のテキストを選んだ場合に勉強が継続できるのかということです。

 

第二言語のテキストは単語や文法などの解説がメインであるため、難易度に差があるように感じる人は少ないです。とにかく暗記をすればよいと考えている人さえいます。しかし、学習には段階があり、言語にも難易度は存在するのです。

 

もしかするとご自身で選んだ教材は、あなたの学習レベルに一致していないかもしれません。あまりに難易度の高い教材や、逆に易しすぎるものを選んでいる場合は継続できないだけでなく、努力したのに成果が出ないという結果を生みます。あなたの教材が適切なのか判断しなければいけません。

 

テキストの使い方が下手

適切に教材を選ぶことができ、モチベーションの維持もできているのに成果が出ない人は、テキストの使い方を間違っている可能性があります。小学生の勉強方法と大人の勉強方法が違うように、ライティングとリーディングの勉強にも違いはあります。それだけでなく、本来であれば単語の暗記や文法にも、テキストの使い方を変化させるほうが良いのです。

 

しかし、勉強のたびに方法を変えるのは難しく、ほとんどの人はご自身なりの勉強方法を思い出してテキストを使用しているでしょう。テキストによっては使い方を解説してくれているものもありますが、成果が上がらずに悩んでいるのであれば身近な人に聞いてみるのも良いでしょう。

 

学習スケジュールの立て方が下手

記憶の質を上げるためにはタイミングが重要です。極端に言えば、今日覚えたことを1年後に覚えている可能性よりも、明日覚えている可能性のほうが高いということです。

 

記憶に関しては、エビングハウスの忘却曲線が有名です。1週間後にはほとんどの人が8割以上を忘れているという研究です。逆に、覚えておくためには少なくとも3日に1回程度の復習をすることで、短期記憶から長記憶に変化させることができるというものです。

 

あなたの学習スケジュールは、教材を進めるだけのスケジュールになっていないでしょうか。記憶の質に焦点をあて、暗記できているか確認するための学習スケジュールを作りましょう。

 

やる気を上げる方法

目標が達成できていない理由が上記のうちのどれかである場合、何よりも重要なのはやる気です。言語の習得は、暗記方法などの勉強の仕方を考えることと、モチベーションの維持を同時に行う必要があります。どちらも重要であるにもかかわらず、心が強くないという根拠がない理由で継続するのを辞めるのはもったいないというものです。やる気を上げる方法をご紹介します。

 

  • 克服するには時間管理から

モチベーションを上げるには時間管理を行う必要があります。もしかすると、あなたは忙しすぎるのかもしれません。人は忙しすぎる場合にはやる気は上がりません。

 

分単位のスケジュールを毎日こなしている人は、頑張りすぎですので新しく言語学習の時間を取ることができません。言語を学習するときには、いつもゆとりがある時間設定を心がけます。

 

仕事などで時間がないという人でも、プライベートに行うことをいつもの半分以下に減らしてみてください。今までは1日でやってきたことを2日で行うなどの工夫をしてみてください。時間的に余裕を持つことができれば、自然と学習意欲が上がることはよくあります。

 

  • 思い込む

あなたは勉強が得意でしょうか。これまで様々な勉強をされてきたあはたは、学習が苦手だと感じている可能性があります。少し覚えてみては、また覚えられてないという感覚になっているのではないでしょうか。

 

勉強しているのはあなただけではありませんが、覚えられていないのもあなただけではないのです。記憶力が高い低いというのは、さほど差がでるものではありません。

 

あなたが学習した時に、答え合わせをしてみてください。罰が付いたところに意識が向いているのであれば、あなたは学習においてはネガティブ思考です。逆に丸がついたところに意識が向くのであればポジティブといえます。

 

言語の習得をしていくには、あなたが勉強が得意だと思い込む必要があります。そのための具体的な方法は、答え合わせのたびに罰を数えるのではなく、丸の数を数えてください。今回はいくつ正解できた。次はいくつ正解しようという具合です。モチベーションは、丸の数だけ高くなります。

 

目標には必ず到達できる

あなたは目標とする言語を習得することができます。どれだけ勉強が苦手でも、どれだけやる気が上がらない過去をもっていたとしても、必ず習得できるのです。

 

なぜなら、言語を習得するのは未だ知らない自分自身との出会いだからです。第二言語は他国の文化ですので、あなたは異文化コミュニケーションをしようと志しています。しかし、他人だけでなくご自身の中にも未だ知らない自分自身がいるのです。

 

これまで目標を達成することが苦手でも、達成することが得意なあなたもいるのです。言語の習得は、そのような自分がまだ知らないことを知ることの連続です。新しいことを知るのは楽しいものです。継続をしてみてください。